7年経っても血栓を溶かす超安定・強力な酵素「ルンブロキナーゼ」の秘密とは?

古くから漢方薬「地竜」として知られるミミズには、血栓を溶かす「線溶酵素(ルンブロキナーゼ)」が含まれていることが科学的に証明されています。
特に注目すべきは、ミミズを水に入れて7年間も放置した液体から、驚異的に安定した状態で発見された新しい酵素です。この酵素は、他のタンパク質が分解される過酷な環境を生き抜いただけなく、人工的に作った血栓を強力に溶かすパワーを持っていました。
熱や凍結にも強いこのタフな酵素の存在は、ミミズが持つ生命力の源泉であり、サプリメントなどとして経口摂取した場合でも、その健康効果が期待できる可能性を示唆しています。この発見は、将来の血栓性疾患の予防や治療に繋がるものとして、大きな注目を集めています。